ご要望にお答えして、レザークラフト初心者による我流のケース製作の方法をご紹介したいと思います。
かいつまんで説明して行きますので、ご質問やここをもうちょっと詳しくという点がありましたら、コメント欄に書き込んでくださいね。


さて、今回は前回アップしたL2T+CR123チューブの専用ケースを実際に製作しようと思います。

基本的にデザインは98kさんにプレゼントしたのと同じで、サイズが違うだけです。

ちなみに今回使用する革はサドルレザーというものを使用しています。
本来馬の鞍を作るための革ですので、かなりごっついです。
まあ、端切れ扱いのものを格安で購入したものですので、表面に細かい傷があったり、厚みが一定ではなかったりと少々難はありますが、まあ、実用上には問題ないと思うことにします。


それでは製作開始~~~


1.切り出し

革の表面の状態を確認しながら、ケースのパーツをどこから取るか決め、革の表面(銀面)に目打ちで線を引いて行きます。
線が引けたら、別たちで材料を切り出します。
で、切り出したパーツがこれです。
kawa-1.jpg

上段の左からベルトループ、サイド部分。下段が本体&被せ。


2.トコ面&コバの処理

パーツが切り出せたら、コバをやすりがけして形を整えると共に、コバの余分な革を取り除いていきます。
次に、トコノール(合成のり)をトコ面に塗り、棒でこすってしみこませ、布で磨いて艶を出します。
同様にコバにもトコノールをつけ、棒でこすってコバを押し固めて表面を整え、布で磨いて艶をだします。
(上の写真は実はコバ&トコ面の処理までしています)
これで革の下準備が完了です。


3.穴あけ

いよいよ菱目打ちで縫い穴を開けていきます。
まず、縫う場所に目印となる線を引き、その線に沿って穴を開けていきます。
ここで気を付けないといけないのが、両端の様子を見ながらバランスよく穴を開けていくことです。
片側のみから開けていくと、長さが足りなかったり長過ぎたりしてしまいます。
こんな感じで穴を開け開けます。
kawa-2.jpg

このとき、実際にライトをあてがいながら、ベルトループとホックの受けの位置を決めて穴を開けて行きます。
写真では既にホックの受けの部分を取り付けています。
(ホックのオスは縫い終わってからでも間に合うので、今はスルーしておきます)


4.接着

すべてのパーツの穴あけが完了したら、本体とサイド部分の革を接着します。
接着する革の表面をやすりであらしてから、革用のボンドを薄く塗ってボンド表面が手に付かなくなるくらいまで乾いたら二枚の革を合わせて圧着してやります。
kawa-3.jpg

で、このまま明日まで乾かします。



これで一日目の作業は終了です。
明日は、いよいよ縫っていきます笑い